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生石灰を用いた汚染土壌の加熱による除去技術
ホットソイル工法とは、テトラクロロエチレンやベンゼンなどの揮発性有機化合物 (VOCs)を含む汚染土壌に生石灰を混合撹拌することで生石灰と土壌中の水分を反応させ、その反応によって得られる水和熱を利用して土壌中のVOCsを揮発・分離する浄化工法です。
適用汚染物質 |
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第一種特定有害物質(揮発性有機化合物VOCs及びベンゼン)やキシレン、トルエン等の油類に対して有効に機能します。また、VOCsと油類の複合汚染にも対応が可能です。
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ホットソイル工法の特徴
- 特徴1
- 土壌の上昇温度を高濃度汚染まで対応可能です。
- 特徴2
- 可搬式プラントの適用により、現地でも施工できます。
- 特徴3
- 浄化後の土砂を埋戻しに再利用できます。
ホットソイル工法の原理
生石灰が汚染土壌に含まれる水分と反応して発熱します。
汚染土壌が熱せられ、水分とともに揮発性の高い汚染物質が蒸発します。

ホットソイル工法の施工
- 仮設テント内に設置した可搬式密閉型プラントに汚染土壌と生石灰を投入し、混合撹拌します。
- 沸点の高いものも混合撹拌時間を長くすることにより対応できます。
- 揮発させた汚染物質は活性炭による吸着させます。