重金属浄化技術
分級洗浄Classification Washing Treatment
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重金属汚染土壌の洗浄技術
分級洗浄法は、汚染土壌を洗浄し、粒径により分級することで汚染物質が多く付着している細粒分を土壌から抽出することにより汚染土壌を浄化する技術です。
適用汚染物質 |
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六価クロム、シアン、水銀を除く重金属(第二種特定有害物質)に対して有効に機能します。
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分級洗浄の特徴
- 特徴1
- 汚染土の場外搬出量を低減できるため、処理コストを削減します。
- 特徴2
- 洗浄液に浄化薬剤を加えることで高濃度汚染にも対応します。
- 特徴3
- 浄化後の土壌は埋め戻し土として利用可能です。
- 特徴4
- 比較的短期間で浄化可能です。
分級洗浄の原理
汚染土壌中の重金属類は細かい土粒子の表面に多く付着しています。この細かい土粒子を分離する事で土壌中の重金属汚染物質を除去し、土壌を浄化します。さらに、洗浄液に酸性水溶液やアルカリ性水溶液等の浄化薬剤を加えることにより効果的に浄化できます。
分級洗浄 処理手順
- 1
- 汚染土壌と洗浄水を混合して洗浄します。
- 2
- 粒径ごとに分級して有害物質が多く付着している細粒分を分離します。
- 3
- 2で分離した細粒分は脱水した後、高濃度汚染度として場外処理施設に搬出します。
- 4
- 3で出た排水は、処理を行うことで再び洗浄液として利用します。