混錬式土壌還元法実施事例実績Case examples of kneading type soil reduction method implementation

混錬式土壌還元法による実施事例

対象汚染物	土壌トリクロロエチレン（最大濃度：2.4mg/L） 1,2-ジクロロエチレン（最大濃度：1.5mg/L）地下水トリクロロエチレン（最大濃度：0.65mg/L） 1,2-ジクロロエチレン（最大濃度：19 mg/L）
対策	CI-CMC工法を用いた混練式土壌還元法深層土壌及び地下水に対して適用するもので、深度方向に薬剤仕様の変更が可能な水平撹拌翼を用いた専用施工機（CI-CMC施工機）を用いて土壌還元薬剤（還元剤、栄養剤）の注入および攪拌混合を行うことにより、浄化対象物質の濃度を環境基準値以下まで低減しました｡循環式土壌還元法帯水層の地下水汚染対策として適用するもので、各帯水層に設置した注入井戸および揚水井戸を用いて栄養剤を地中に注入・揚水し、循環させることにより、浄化対象物質の濃度を環境基準値以下まで低減しました。
工期	平成19年4月5日～平成20年3月31日
場所	山形県

汚染物質	TCE 2.4mg/L(土壌溶出) 38mg/L(地下水)	Cis-1.2DCE 1.5mg/L(土壌溶出) 52mg/L(地下水)
汚染層	不飽和層+飽和層(帯水層)　最大深度19ｍ
対象体積	Ⅰ期工事（二軸施工機）低濃度…約3600ｍ³ 中濃度（高pH対応）…約2200ｍ³ 高濃度…約1700ｍ³	Ⅱ期工事（単軸施工機）約300ｍ³
施工条件	建築物解体後の裸地